mini スロットルボディ

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ええ、あなたが相手で良かった

以前に戦ったことのあるあなたにこそ我が半身は告白したかったのだから』『一体、何の話?』 何が言いたいのかがゆっこ姉には分からない

ゆっこ姉は英霊スノードロップと英霊フレイムレイディのふたりを知っている

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幻想戦記ゼクシアハーツにおける対人戦でふたりとは何度も戦いあっている

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彼らはコンビを組み、炎と氷という互いの属性を補い合って戦う強敵だった

 先ほどの英霊スノードロップがヴォーテックスを逸らしたのも、今ならば英霊フレイムレイディから最上位の氷属性の防壁を付与されていたためだろうと予測できる

だが、続く言葉はゆっこ姉の予想の上を行く答えだった

『実はね

フレイムレイディとスノードロップ

それを操るプレイヤーはユキトひとりなのよ』『な……それはあり得ない

いや、まさかあなた』 ゆっこ姉が英霊フレイムレイディから悪魔王ユキトへと視線を変えて睨みつけた

『アカウントを複数所持していたの?』「…………」 その問いに対してユキトが沈黙し続けることこそが、ゆっこ姉の答えが正しいことを示していた

 それは極めて単純な話だ

ゼクシアハーツではひとつのアカウントに対して複数のキャラを作れるが、同時に操作することはできない

だが、もうひとつのアカウントを用意することができれば、同時にふたつのキャラクターを操作することが可能なのだ

また、それがこの世界でも適用されるのであれば、目の前の状況にも説明はつく

「今さらだけど、あれはイカサマだったってことなのね」 かつての頃を思い出しながらのゆっこ姉の言葉に、英霊フレイムレイディが『その通り』と返す

 オンラインゲームの規約によってはそれは是ともなるのだろうが、少なくともゼクシアハーツではひとりの人間が複数のアカウントを所持することを禁じていた