オンラインゲーム 低スぺ

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 そう思いながら、ちらりとタクヤにそっくりな容姿のナナちゃんを見た

 もしタクヤが戻ってきたら、あの人はパパの代わりになってくれるかな? すると、空になった瓶を手にしたエルフの女の子が、僕のパーカーの袖を引っ張り始めた

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「ねえねえ、えほんよんで♪」「いいよ」 まだ5歳くらいの女の子を抱き抱えながら、部屋の隅にある本棚に向かう

本棚には街で購入してきた絵本や、タンプル搭の住民が描いてくれた手作りの絵本がずらりと並んでいる

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書かれている言語は基本的にオルトバルカ語だけど、子供たちの母語で書かれた絵本も一緒に並んでいた

 その中から一冊の絵本を選び、本棚から引っ張り出す

 タンプルソーダを飲み終えた子供たちが、テーブルの上に空き瓶を置いて再び遊び始める

部屋の中を駆け回るハーフエルフの子供たちや、ナナちゃんといっしょにおままごとを始めるドワーフの子供たちを見守ってから、僕はゆっくりと絵本を開いた

 瓦礫の上で、赤毛の女性が手を振っている

 真っ黒な制服とベレー帽を身に着けた、美しい女性だった

炎を彷彿とさせる長い赤毛をツーサイドアップにしていて、紅いラインの入った黒いリボンを結んでいる

黒いミニスカートの中からは真っ白な脚だけでなく、真紅の鱗で覆われたドラゴンのような尻尾も伸びていた

 その尻尾を目の当たりにしても、”俺”はぎょっとしない

 冒険者用のがっちりしたブーツでレンガの破片や看板の残骸を踏みしめながら、瓦礫の山の頂上にいる彼女の元へと向かう

 けれども、踏みしめた瓦礫がゴロゴロと後ろへ転がっていくせいで、なかなか彼女の元へと辿り着けない

いつの間にか瓦礫は奔流のように後ろへと押し流され、背後に姿を現していた巨大な穴の中へと流れ落ちていく